【Aトレードコラム】第1回、第2回では主に広告の基礎用語についてお伝えしてきました。皆さんCVRやCPAをちゃんと覚えていますか!?前回のコラムはこちら!
今回は第1回と第2回で学んだことの応用編です。言葉を覚えるだけでなく実践してみましょう。実践するには自分のサイトに設置した広告の表示回数や、広告のクリック回数、CV数などを把握しなくてはいけません。そのために必要なのが広告計測。例えばGoogleアナリティクスは無料で比較的簡単に設定できるのでおすすめです。
アナリティクスを入れたら、広告が掲載されている自分のサイトのCTR、CVR、CPAなどを求めてみましょう。記事ごとに計算できれば、どの記事が効果がいいかもわかりますよね!それでは記事Aと記事Bで違うアプリ案件の広告を掲載しているとします。どちらの記事の方が成果が出ているかみてみましょう。

記事A
Imp 1000
Click 100
単価 500
CV 30
CTR
Click÷Imp=CTR
100÷1000=10%
CVR
CV÷Click=CVR
30÷1000=3%
売上
単価×CV=売上
500×30=15000円

記事B
Imp 1000
Click 150
単価 600
CV 20
CTR
Click÷Imp=CTR
150÷1000=15%
CVR
CV÷Click=CVR
20÷1000=2%
売上
単価×CV=売上
600×20=12000円
単価が高く、クリック率も高いBの案件の方が儲かるように感じます。しかしCVRと売上を見てみましょう。単価やクリック率はBが高いですが、CVRが高いAの方が売上は大きくなります。
もちろん単価が高いに越したことはないのですが、単価が高いからこの案件をやるではなく、アナリティクスを利用して自分のサイトや記事にあっている案件を見極めたり、クリックやダウンロード率が上がるように改善点を見つけましょう。クリック率が高いのにCVまで至らないのであればユーザーがダウンロードしたいと思ってくれるように工夫することなどが大切になってきます。皆さんも自分のサイトにアナリティクスを入れて計算してみましょう!
次回はeCPMを用いた収益性・収益効率の考え方をお伝えしていこうと思います!