【A-Tradeコラム】eCPMを用いた収益性・収益効率の考え方

【A-Tradeコラム】第3回では、自分のサイトにアナリティクスを導入してみてくださいと
お伝えしましたが、皆さんアナリティクスを入れて自分のサイトや記事のPV数、imp、クリック数など把握できるようになりましたか。
把握している方はCPAやCVRの計算もお忘れなく!
サイトや記事の改善に加え、皆さんの成果報酬の可能性を最大限に広げることができますよ!前回のコラムでもう一度復習したい方はこちら

今回はeCPMの考え方についてお伝えしていきます。eCPMを知ることで収益予測を立てることができるんです。eCPMと聞いて何か気づきませんか?
そうです、すでにコラム第2回で学習した”CPM”にeがついてるだけじゃないか!そう思っていただけただけでもすでに広告知識がUPしている証拠です。

eCPMは広告主側にとっては広告コスト、掲載メディア側(つまりアフィリエイターの皆さん)にとっては収益性の指標となります。今回はeCPMを収益予測として考える、メディア側の考え方をご紹介します。
eCPMとはeffective Cost Per Mille(エフェクティブ・コスト・パー・ミル)の略で、
広告表示 1,000 回ごとに得られる収益の見積り額を求めることができます。
計算式は合計収益額÷表示回数× 1,000で求めることができます。

例えばあなたのサイトが広告表示回数10,000回で1,000円の収益をあげているとします。
ではこの広告の表示回数1,000回の収益はいくらになるでしょう。
合計収益額1,000円÷表示回数10,000回× 1,000=100
つまりeCPM100円となり、1,000回表示されるごとに100円の収益を得られるだろうと考えることができます。

eCPMを知ることで、この広告が50,000回表示されれば、5,000円、100,000回表示されれば10,000円の収益を得られることができるだろうという予測を簡単に立てることができます。
予測に過ぎないと考える方もいるかもしれませんが、表示回数はクリック数や成果数に比べ、数字が安定していると言われており、収益やコストを予測するのによく利用されます。

皆さんもeCPMを求めて収益予測を立ててみましょう。eCPMが高ければ高いほど、
あなたのサイト記事のimpに価値があり、売上も上がるでしょう。
逆に自分のeCPMが低いと感じた方は、サイトや記事の改善をしてeCPMを上げていきましょう。

【A-Tradeコラム】CVR・CPAを使った収益計算の仕方

【Aトレードコラム】第1回第2回では主に広告の基礎用語についてお伝えしてきました。皆さんCVRCPAをちゃんと覚えていますか!?前回のコラムはこちら

今回は第1回と第2回で学んだことの応用編です。言葉を覚えるだけでなく実践してみましょう。実践するには自分のサイトに設置した広告の表示回数や、広告のクリック回数、CV数などを把握しなくてはいけません。そのために必要なのが広告計測。例えばGoogleアナリティクスは無料で比較的簡単に設定できるのでおすすめです。

アナリティクスを入れたら、広告が掲載されている自分のサイトのCTRCVRCPAなどを求めてみましょう。記事ごとに計算できれば、どの記事が効果がいいかもわかりますよね!それでは記事Aと記事Bで違うアプリ案件の広告を掲載しているとします。どちらの記事の方が成果が出ているかみてみましょう。

記事A

Imp 1000
Click 100
単価 500
CV 30

CTR
Click÷Imp=CTR
100÷1000=10%

CVR
CV÷Click=CVR
30÷1000=3%

売上
単価×CV=売上
500×30=15000円

記事B

Imp 1000
Click 150
単価 600
CV 20

CTR
Click÷Imp=CTR
150÷1000=15%

CVR
CV÷Click=CVR
20÷1000=2%

売上
単価×CV=売上
600×20=12000円

単価が高く、クリック率も高いBの案件の方が儲かるように感じます。しかしCVRと売上を見てみましょう。単価やクリック率はBが高いですが、CVRが高いAの方が売上は大きくなります。

もちろん単価が高いに越したことはないのですが、単価が高いからこの案件をやるではなく、アナリティクスを利用して自分のサイトや記事にあっている案件を見極めたり、クリックやダウンロード率が上がるように改善点を見つけましょう。クリック率が高いのにCVまで至らないのであればユーザーがダウンロードしたいと思ってくれるように工夫することなどが大切になってきます。皆さんも自分のサイトにアナリティクスを入れて計算してみましょう!

次回はeCPMを用いた収益性・収益効率の考え方をお伝えしていこうと思います!